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田中知之(FPM)って誰?年齢や出身地などのプロフィール、DJになるまでの経緯

田中知之

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式の音楽監督を、

田中知之(FPM)が担当すると発表になりました。

お名前聞いたことあるけど…どなたですっけ…?

となった方に向けて、プロフィールや、どんな曲を手掛けていたかをご紹介します!

  • 田中知之のプロフィール
  • 田中知之の手掛けた曲
  • 小林賢太郎と田中知之の「SymmetryS」

世界に向けた歴史的祭典の音楽監督の田中知之について、お伝えします!

田中知之のプロフィール

田中知之の基本的なプロフィールについて、お伝えします!

基本情報

年齢は、2021年7月15日現在のものです。

名前: 田中 知之(たなか ともゆき)

生年月日: 1966年7月6日(55歳)

出身: 京都府京都市

学歴: 龍谷大学法学部

愛犬: ロペオ(ミニチュア・シュナウザー)

職業: DJ、音楽プロデューサー

職歴: アパレル会社(株式会社ライカ、事業は停止・解散)、雑誌編集者(SAVVY)

音楽ジャンル: クラブ、ハウス

趣味: 食、ファッション、時計、車、アート、文学など

愛犬「ロペオ」、めちゃくちゃかわいい…!

また、グルメ著名人として、食べログでも「たなログ」で、レビューを書いています。

田中知之の食べログ

田中知之の食べログページより引用)

食をはじめとする、いろいろなジャンルの良い物を知っている、そんな印象です!

会社員を経験しながらDJとして活躍

中学生の時からバンドを組み、高校3年生の時には、プロ志向でライブもしていた田中知之。

高校卒業ぐらいから音楽にどっぷりハマれる京都のディスコでバイトを始めたことにより、DJに出会います。

徐々に興味が沸いて、19歳でターンテーブルとミキサーを買ったそうです。

そんな中、キャプテンレコードからバンドでのデビューの話が舞い込みます!

曲作り・録音も終わり、いざリリース!という時に、まさかのキャプテンレコードの活動休止。

なんと、デビューの話も、立ち消えました…

世の中のバンドブームが下火になったのを、受けた形でした。

悲しい、ドラマチックな、衝撃的展開です。

 

夢破れ、就職しなければ、という状況から、音楽の次に好きなアパレルの会社(株式会社ライカ、現在は解散)に就職。

その後、仕事でできた縁から、京阪神エルマガジンが月刊発行しているライフスタイル情報誌「SAVVY」に転職。

 

ただ、就職してからも音楽漬け。

終電まで働き、朝までDJ!

給料は全てレコードにつぎ込む!

このような精力的な活動の結果、一気に活動の幅が広がります。

1990年代前半、DJをやりながら映像を流すことなんて、全然できなかった時代。

それも一緒にDJをしていた人からのご縁で可能にした、田中知之!

今でこそ当たり前の技術ですが、当時はパイオニアです。

「DJでやっていくなら、自分で曲を作った方が良い」というアドバイスも受け、今の形に進化し始めます。

 

好きだからこそだとは思いますが、ものすごい努力家!

映像と音楽のコラボレーション、確かにオリンピックの開会式・閉会式に通じるものも感じます!

FPMとしての田中知之

Fantastic Plastic Machine(FPM)は田中知之のソロ・プロジェクト名。

1995年にリリースされたピチカート・ファイブのアルバム『ロマンチック’96』の中に、

Fantastic Plastic Machine(FPM) 名義の楽曲「ジェット機のハウス」が収録されメジャーデビュー。

つまり、他人のアルバムの中でメジャーデビュー!

ピチカート・ファイブのメンバー、小西康陽のアイデアだったそうです。

FPMの名前の由来は、1969年に製作されたサーフィンのドキュメンタリー映画『The Fantastic Plastic Machine』。

小西康陽の「Fantastic Plastic Machineっていうバンドがあったらいいよね」の一言がきっかけ。

デビューが決まる前だったそうで、深く考えずに決めた、とのことです。

とっても素直な人柄が伺えますね。

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田中知之の手掛けた曲

田中知之は自身の曲はもちろん、プロデューサーとしても多数の楽曲に関わっています。

自身の楽曲

97年に1stアルバム『The Fantastic Plastic Machine』をリリース。

これまで計8枚のオリジナルアルバムやリミックスアルバム、ベストアルバムなどリリース。

楽曲プロデュース

楽曲プロデュースも多数行っている、田中知之。

リミキサーとしては、多くのアーティストの楽曲を手掛けています。

  • FATBOY SLIM
  • 布袋寅泰
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • UNICORN
  • くるり
  • サカナクション

上記は一例ですが、手掛けた楽曲は100曲以上!

映像とのコラボレーション

田中知之の持ち味とも言える、映像とのコラボレーション。

  • 全米映画『オースティン・パワーズ:デラックス』
  • 『SEX AND THE CITY』への楽曲提供
  • 村上隆がルイ・ヴィトンの為に手掛けた短編アニメーション用の楽曲制作
  • 世界三大広告賞でそれぞれグランプリを受賞したユニクロのWEBコンテンツ『UNIQLOCK』

これらの大きな映像の楽曲制作も行っています!

CM音楽

多数のCM音楽も手掛けています!

  • ユニクロ
  • 花王
  • 資生堂
  • 大塚製薬
  • フローフシ

など、広告宣伝に力を入れる大手ばかり…!

信頼度の高さを物語っています。

小林賢太郎とのSymmetryS

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式のショーディレクターは小林賢太郎が務める予定でした。

(直前に解任、となりました…)

小林賢太郎、FPMと言えば…「SymmetryS(シンメトリーズ)」!

実はこの二人で、CDを出していたんです!

小林が作り出すアカデミックなコントと、田中が作り出すエクレクティックな音楽が一体となった、

ヘッドフォンで楽しむ新しい歌劇(オペラ)=「ヘッドフォン・オペラ」!

発売が2008年で続編もなかったために、ご存知ない方も多いかと思います。

当時私もめちゃくちゃ聴いてたのですが…だいぶ忘れました…

「新しい!!」という感覚だけ、非常に覚えています。

テクノと小林賢太郎の軽快なしゃべりが、絶妙でした!

(聴きたくて、CDポチったので、改めて聴いて更新します。)

 

二人のコラボレーション、楽しみにしていました。

小林賢太郎の解任は、個人的には寂しいですが、田中知之の活躍は楽しみです!

まとめ

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式で音楽監督を務める、

田中知之(FPM)について、ご紹介しました。

音楽が大好きで努力家、いろんなチャンスを自分でつかみ取り、多くの楽曲のプロデュースをしてきた方です。

世界的な祭典の音楽監督には、ぴったりです!

田中知之を知ることで、開会式・閉会式がより楽しみになりますね!