Amazonオリジナル番組の「MAKING THE CUT(メイキング・ザ・カット)」。
2021年7月16日より、シーズン2が公開となりました!
シーズン1からのファンが既に盛り上がっています!
個性あふれるコンテスト、特に1話目は、デザイナーとブランドのことが分かる課題です。
ここからどんな風にデザイナーもブランドも進化していくのか楽しみ…!
スタート地点となる第1話、デザイナーの個性や服の魅力など、お伝えします!
そのため、1話目のネタバレを含みます!
- メイキング・ザ・カット シーズン2の1話目の課題内容
- メイキング・ザ・カット シーズン2の優勝者とその作品
- メイキング・ザ・カット シーズン2の1話目の作品
- メイキング・ザ・カット シーズン2で分かったデザイナーの個性
ファンの方、一緒に振り返っていきましょう!
目次
メイキングザカット シーズン2 1話目の課題
シーズン2の1話目の課題は、事前にデザイナー達に知らされ、準備をしてきています。
その課題は、「ブランドステートメントを代表する2スタイルのコレクション」。
つまり、「ブランドを象徴する服を作る」という話です。
2スタイルとは、ランウェイ用と実用的なファッション。
メイキング・ザ・カットは基本的には、この2パターンを作ります。
今回は10人の世界中から集められたデザイナーが挑戦します。
10人はこちらにまとめています。

参考にしてくださいね!
シーズン1より、経営者としても活動している挑戦者が多い印象です。
メイキングザカット シーズン2 1話目の優勝者
いきなりですが、1話目の優勝者!
優勝者と、その作品をご紹介します。
実用的スタイルが、Amazonストアにて販売!
残念なことに、日本での販売はないそうですが、配送料を払えば購入可能です。
エピソード1の優勝者
エピソード1の優勝者、それは、Gary Graham(ゲイリー・グラハム)!
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ニューヨーク州のフランクリン郡を拠点としている、ティムも知っていた実力者です。
優勝した作品
ゲイリーは、意味や起源を考え、キャラクターを作り、ストーリーを考えた服作りが得意!
そのランウェイスタイルがこちらです!
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めちゃくちゃ素敵…!
この服がラインウェイのトップバッター。
セットにも合っていて、口がぽかーんと開いてしまうぐらい、見惚れてしまいました。
後ほどのインタビューで分かった話ですが、この作品のテーマは「贖罪」。
実際にお墓があった、1846年に亡くなったアマンダという19歳で亡くなった女性を元にしたストーリー。
「輪廻転生して新たな生を受けて、たくましく生きる」、というストーリーを考えたそうです。
アメリカ最古の1830年代ごろの先染めの文様の織物と、古い軍の本物の毛布を使って作られています。
織物は、普通ならじゅうたんに使われる素材です。
もう一つの実用的スタイルは、こちら!
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こちらが、Amazonストアにて販売されています!
XX-Sから3Xまでのサイズから選べます。
製品は79.90ドル、日本への輸送費として、プラス14.77ドルで購入できます。
意外とお求めやすい価格…!
数量限定かとは思いますが、気になる方はチェックしてみてください!
審査員からゲイリーへの評価
今回の審査員を紹介します。
左から…
進行役も務める世界的モデルのハイディ・クルム、
モスキーノの統括責任者、ジェレミー・スコット、
ファッション界にて美の再定義をリードする、ウィニー・ハーロウ。
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世界的に活躍する、最高の審査員たちです。
そんな審査員たちは、満場一致でゲイリーの優勝を決めます!
- ウエストの絞り方がいい
- ジャケットの構造を完璧に理解している
- 軍と伝統的織物の融合に興味がそそられる
- アーティストで才能がある
- 思考が魅力的
基本的な実力、コンセプトが共に評価された状況でした!
ゲイリーの課題
デザインも、コンセプトも、服飾の力も評価されたゲイリー。
一方で、課題も明確に見えました。
それは、「明確に自分の言葉で伝えること」。
この1話では、ヴォーグ・ビジネス誌の記者の面談も課題の一つとしてありました。
「デザイナーはブランドの顔であり、声である」という発想です。
売り込む力も必要です。
ゲイリーは、面談を満足にできなかったと後悔しています。
ちょっと不器用なんですよね。
服を通じて伝えようとしているのは十分に伝わってきます。
ただ次世代を担うブランドのデザイナーとして活躍するには、言葉でアピールする力も必要です。
今後の課題での、審査員とのやり取りに期待です!
ニューヨークでの店舗を赤字によって閉めた経験があり、負け犬だと思ったというゲイリー。
自信がなかったんですよね。
優勝したことで客観的にも認められ、自信がつき、変われる大きなチャンス!
他の参加者の作品
優勝したゲイリー以外の作品もご紹介したいと思います!
ただ、公式の発表がある分のみ、となるので、追加されるごとに更新します!
アンドレア P.
事実上の2位が、アンドレア P.!
ウェディングブランドを存分にアピールしました。
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左の実用的スタイルは、「いつから買えるの?」とウィニーに言わせるほど大好評!
ウィニーもハイディも、このパンツが全作品の中で一番好きだとアンドレア P.に伝えます。
右のランウェイスタイルも、ウィニーが言葉に詰まるぐらい、感動!
夢があって斬新、ティムも魔法のようだと絶賛していました。
モデルにサイズが合っていないのが課題ですが、方向性は素晴らしいと、存分にアピールできました!
グラマーな方のためのウエディングドレス、まだ少ないのかもしれませんね。
ランウェイスタイルのサイズが合っていれば、優勝もあり得たかもしれません!
アンドレア P.はすごく前向きで、良い評価には喜び、悪い評価には必ず改善すると答えます。
元々高い実力をどこまで伸ばしていくのか、楽しみです!
アンドレア S.
アンドレア S.の服はこちら!
Magical✨Episode 1: Brand Statement. @MakingtheCutTV @SetaApparel
This is one of my favorite runways debuting our brands in this amazing venue full decorated with chandeliers. Thank you to the entire production team to do such an impecable work. The premiere was a dream come pic.twitter.com/ivhgve5z27— Andrea Salazar (@andreasalazar0) July 17, 2021
左は個性が光り、1930年代のドレスっぽく、色っぽいのが良いと好評!
右はパリコレっぽい、インパクトはある、パンツは着たいと概ね良い評価でした。
良いけど、強いアピールも感じない、そんな審査の印象でした。
ラフ
FROM SKETCH TO RUNWAY! Episode 1 of Making the Cut! #makingthecut pic.twitter.com/aT8Qx904fI
— Raf Swiader (@r_swiader) July 17, 2021
左は男性モデルがワンピースとジャケットを着ていて、歩いていると好評でしたが、立ち止まるとシーツみたいと微妙。
右はジャケットは良いけどインナーは単純、でもステキ、という評価でした。
及第点という印象、今後に期待です!
ルーシー
Voilà un extrait de mon passage sur MAKING THE CUT 🎥 saison 2
Pour ceux qui n’ont pas encore pris l’abonnement 👉 Amazon Prime VideoHere is a snap shot of « MAKING THE CUT » 🎥
For those who doesn’t subscribe yet Amazon Prime Video 👈
Very excited to share with you my time ! pic.twitter.com/8QB4KblO6k— LUCIE BROCHARD.võ (@luciebrochardvo) July 19, 2021
最初のランウェイスタイルは好評!
次の実用的スタイルのカフもいいけど、ジェレミーは物足りなかったようです。
ハイディとウィニーの女性二人は「訴えるものはある、個性はある」とジェレミーと意見が分かれる形でした。
ルーシーらしさ、ブランドをしっかり表すことはできたと思います!
アリー
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アリーのラインウェイスタイルがこちらです!
男性用だと思わなかったとティムが驚き、女性審査員2人が「着たい」と評価。
性差の流動性が前提なので、ユニセックスに作っているそうです!
もう一つの実用的スタイルは、退屈だと不評でした。
脱落したのはレンドレル
今回、脱落したのはレンドレル。
Even after the cut, @lendrellm and @DushyantAsthana are part of this fashion fam! 🖤🤍 #MakingtheCut pic.twitter.com/H5D9UGbMlR
— Making the Cut (@MakingtheCutTV) July 17, 2021
敗因は、ブランドの個性が見えなかったこと。
今回の課題は「ブランドステートメントを表すこと」。
つまり、「個性、訴えるものがあるか?」が重要。
レンドレルの作品には、それが見えなかったので、評価されなかったのです。
他のデザイナーでも不評だったものはありますが、でも「個性、訴えるものがあった」ということで、通過しています。
審査員への口頭でのアピールも特にありませんでした。
脱落と言われても、すんなり受け入れたレンドレル。
自信なかったのかな…
脱落候補だったジョシュア
私はすっかり忘れていたのですが、ルールとして、基準に満たない人は脱落する!
脱落者は一人とは限らない!
この説明の後に呼ばれたのが、ジョシュア…!
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上記の2枚目がジョシュアの今回の作品。
「1980年代の道化みたい、ピンクへの認識が(悪い意味で)変わりそう」と酷評。
ウィニーは一番気に入らなかったと、はっきり伝えます。
ジョシュアはこの番組で新しいブランド「LOVE HERO」を立ち上げ、冒険しています。
その結果、今回は裏目に出てしまった、という状況です。
ただ過去の作品は、好評。
その状況において、ジョシュアは精一杯アピールします。
「失敗から学んで諦めずに立ち上がる、やる気と情熱で、スキルと哲学を見せる、チャンスが欲しい」。
この気持ちが、酷評したウィニーの気持ちを変えます!
もう少し見てみたい、という気持ちにさせたのです!
本当は多数決で脱落予定でしたが、ウィニーの気持ちが変わったため、逆転…!
首の皮一枚つながったジョシュア。
アピールって大事ですね!
ジョシュアの気持ち、伝わって本当に良かった。
娘さんのために頑張るジョシュア、誰かのために頑張る力ってすごいなと感じました。
まとめ
会場に到着した日に行われた1回目のランウェイ。
その翌日には結果発表が行われました。
優勝したゲイリーの服は、本当に完璧。
2着とも完璧でなければ、優勝は厳しいということが分かりました。
今後の戦いにも、大注目ですね!